日本酒庵「むの字屋」の掲示板
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ご来庵ありがとうございます
投稿者:
むの字屋
投稿日:2005年12月 3日(土)09時13分47秒
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編集済
遠いところからご来庵いただきありがとうございます。
「むの字屋」は東京で庵(いおり)を結んでおります。
東京は酒呑みには幸せな都で、全国各地のうまいお酒が集まってくる街です。
しかも、そういううまいお酒をちゃんと見つけてくる人が多いということです。
きのう立ち寄ったお店もそうでした。
酒祭りには20銘柄のお酒が並んでいましたが、
一本一本が光り輝いて見えるお酒ばかりでした。
東京は、お酒を呑む人も多いけど、お酒がわかる人も多いということです。
もっとも、お酒はだれでも実際に呑んでみればうまいかどうかはすぐわかりますから、まずいお酒を出すお店はそれさえやっていないということなのです。
そういう手抜きをやるようなお店は、一事が万事でそれ以外のこともいい加減にやっているのではないかと不信をいだいてしまいますから、呑んでいても楽しくないのです。
手抜きのないお店の酒祭りは見ているだけで心が弾みます。
どれを呑もうかと考える必要がないからです。
すなわち、これは呑まなくてもいい酒だと一つずつ消していく作業をしなくてもいいということです。後ろ向きの作業です。
どれもうまいお酒乃至(ないし)いいお酒だということがわかりますから
どれから呑もうかと前向きの気持ちでのぞめるからウキウキしてきます。
もっとも庵主が呑めるのはそのうちの2杯か3杯だけですから、
お酒を選ぶときは真剣です。
というより、酒祭りに書かれている銘柄とその造りや精米歩合などを見ながらどんなお酒かを想像してみるのです。
で、自分の想像があたっているどうかを確かめるためにお酒を味わっていますから、当たっていれば文字データーだけで覚えたものですからしっかり記憶に残るし、違っていればくやしいから意地になって記憶しようと思うのでいずれにしてもあとまで記憶に残っているというわけです。
もっともそれも2〜3杯しか呑めないからであって、4杯呑んだらもうだめです。何を呑んだか思い出せなくなります。酔っぱらってしまうからです。
お酒を味わっているからあとまで覚えているのです。
へんなお酒の呑み方をしているというわけです。
一番の幸せはどんなお酒でも楽しく酔えるということでしょう。
能書きでお酒を呑んでいるうちはまだまだ未熟ということです。
それはわかっているのですが、うまいお酒を呑んだらつい饒舌になってしまいます。
こんなにうまいお酒が呑めるという幸せに心が舞い上がってしまうからです。
うまいお酒を造ってくれる人に対する感謝の気持ちからです。
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